やたら・夜多羅

「むやみに、いい加減に」の意味で、「やたらに多い」「やたらめったら」などの言葉を使いますが、これも雅楽用語から来たという説があります。雅楽では「夜多羅」「八多良」などと書きます。拍子の一つで、二拍・三拍と続く拍子のことを「夜多羅拍子(やたらびょうし)」というものがあり、舞楽などに多い拍子です。騎馬民族に見られる三拍子を農耕民族である日本人には難しかったようで、そこからむやみにという意味のが生まれ、なかなかうまくいかない、めちゃくちゃになってしまうことを「やたらに」というようになったといわれています。