振舞(えんぶ)

周の武王が、殷の紂王(ちゅうおう)を討たんとしたとき、商郊の牧野で左に黄鉞(こうえつ)を杖とし、右に白旄(はくぼう)をとって戦勝を天地の神祇に祈った様をかたどって舞としたと伝えられています。「厭舞(えんぶ)」とも書き、「戦勝の舞」とも言います。

振舞には、左方と右方の舞振りがあり、古来から、左方は男性的で力強く、右方は女性的で柔らかい舞振りであるといわれています。正式には振舞三節(さんせつ)といいます。まず、左方の舞人が一節を舞って降台し、次に、右方の舞人が二節を舞って降台します。最後に、左右二人の舞人が登台し一緒に三節を舞います。これを合鉾(あわせぼこ)といいます