迦陵頻(かりょうびん)

天平8(736)年に林邑の僧・仏哲(ぶってつ)により伝えられた「林邑八楽」(りんゆうはちがく)の一つです。

「迦陵頻伽(かりょうびんが)」という上半身が人、下半身が鳥、卵の中にいるうちから鳴き出し、美声で鳴くインドの神話に登場する生き物で、「妙音鳥」・「好声鳥」とも意訳されます。この鳥は極楽にいる目出度い霊鳥といわれ、祇園精舎の供養の日に飛んできて舞った有様を妙音天が舞曲としたといわれています。

童舞(わらべまい)の代表曲であり、4人の幼い子供が舞人となります。頭に紅梅を挿した天冠、美しい鳥の羽を背負って、銅拍子(どびょうし)を両手にもってこれを鳴らしながら舞います。