萬秋楽(まんじゅうらく)

後漢の明帝(在位57~75年)が仏教を迎えたとき、インドの僧侶が経巻を白馬に乗せ、この曲を奏しながら入国したと伝えられている曲です。日本には、聖武天皇(在位724~749年)の頃、林邑(りんゆう)の僧侶 仏哲(ぶってつ)によって伝えられたといわれています。

舞も残っている曲で、左方の六人舞です。装束は、左方襲(さほうかさね)の諸肩(もろかた)脱いだ着装形態です。甲(かぶと)は、別甲で和紙の張り合わせに、桐・竹・唐草の地紋のある金襴を張り、その上に無地の金円を3枚張ってあります。秋を代表する曲です。