林歌(りんが)

この曲は唐楽と高麗楽、両方に存在します。兵庫允の玉手公頼(たまてきみより)の作とも、嵯峨天皇(在位809〜823年)の代に高麗の笛師下春の作ともいわれています。高麗楽の方には舞があり、林歌用の別用装束で、ネズミを繍した短い袍を着用、頭には鼠甲(ねづみかぶと)と呼ぶ林歌専用の甲を被り、4人で舞います。番舞は、「甘州」です。この曲の旋律を歌謡化したものが催馬楽「老鼠(おいねずみ)」です。