神前結婚式
神前結婚式はご祭神に結婚を誓い、新しい「ご縁」を祈る厳粛な神事です。
緑豊かな神域にて心に残る神前式をお挙げください。
都心の杜からはじまる新しいご縁
日本の結婚式は、時代や地域によって様々ですが、〝ご両家が一同に会してお二人が結婚を誓う〟という意義は、連綿と受け継がれております。この大事な節目に、今までお世話になった方々に感謝し、ご祭神ならびにご参列の方を前に結婚のお誓いを立て、これからのご多幸を祈念することで、お二人の新しい〝ご縁〟がはじまります。
当社の神前式は、都心にありながら豊かな緑に包まれた、江戸時代から遺る文化財御社殿で斎行されます。縁結びの神様の前で行われる古式ゆかしい厳粛な神事一つひとつが、お二人のみならずご参列の皆様のお心にも深く刻まれるものと存じます。
神事の意義をご理解いただきましてご検討賜れれば幸甚です。
神前結婚式 式次第
-
1.
参進 雅楽の演奏の中、新郎新婦が本殿へ入場します。
2.
修祓 新郎新婦はじめ、参列の皆様をお祓いします。
3.
祝詞奏上 神職が御祭神にお二人の結婚を報告し、これからのご多幸を祈願します。
4.
三献の儀 大・中・小三枚の杯でお神酒を交わし、夫婦の契りを結び固めます。
5.
御櫛預けの儀 御祭神の神話に基づいた当社独自の神事です。
6.
誓詞奉読 神前にて誓詞(誓いの言葉)を御祭神に申し上げます。
> 誓詞ダウンロード
> 誓詞(英語版)7.
玉串奉奠 神前に玉串を捧げ、御祭神のご加護を祈願します。
8.
指輪交換 お二人の「ご縁」の証(あかし)である指輪を交換します。
9.
両家代表玉串奉奠 両家代表が神前に玉串を捧げ、参列者全員でお二人の末長い幸せを願い参拝します。
10.
親族結盃 ご婚儀を祝すと共に、ご両家の絆がより深まることを祈念し、参列者全員で乾杯をします。
御櫛預けの儀
古来より「櫛」は女性の分身とされ特別な力が宿っていると考えられてきました。日本神話の中で、八岐大蛇の生贄となりそうであった奇稲田姫命を素盞嗚尊が櫛に変え、髪に挿して戦いに臨み見事退治をされた記述があります。この「ご縁」により二柱の神様は目出度く夫婦の契りを結ばれました。この御祭神の神話に基づいた儀式を行うことで、お二人のお誓いを神様ならびにご参列の皆様に立てていただきます。
公式 Instagram に当社にて式を挙げられた新郎新婦様のお写真を投稿しております