呂律(ろれつ)が回らない

この「呂律(ろれつ)」も中国から伝わった「りょりつ」という雅楽の言葉です。雅楽の音階に「呂(りょ)」と「律(りつ)」の二つがあり、あわせて「呂律」ともいい、この音階が合わない、うまくいかないことから、酒に酔ったときなどうまく話せない、言葉がはっきりしないことを「呂律が回らない」と言うようになりました。

江戸前期の「男重宝記(なんちょうほうき)」には、「ろれつがまはらぬは、呂律(りょうりつ)也」とあり、この頃から「ろれつ」と読んでいたようです。