芝生

雅楽は昔は当然ホールなどないわけですから、外で演奏・鑑賞するものでした。芝生の上で行うわけです。実はこの芝生に座ることを芝居といい、特に社寺で行う雅楽や東遊(あずまあそび)・田楽・猿楽・神楽・能などを大衆向けに行いときの柵で囲った芝生の観客席のことをいいました。

縁起は保延2(1136)年にまで溯るという春日大社の春日若宮御祭は有名ですが、御旅所で神様が一日を過ごされる仮宮の前に、芝を生やした舞台があり、これが芝生の語源といわれています。