五常楽(ごしょうらく)

これも「越殿楽(えてんらく)」に続き、ポピュラーな曲で、管楽器の手解きでよく教えられますし、神社でもよく演奏されます。

この曲は、唐の太宗(7世紀)の作といわれ、「五常」とは「仁・義・礼・智・信」(人の守るべき道徳)のことで、これを「宮・商・角・微・羽」の五音に配したといわれています。西洋のクラッシック音楽の楽章(第一楽章、第二楽章等)と同じように、雅楽にも「序・破・急」といわれる楽章があり、この序・破・急の全ての楽章が完全に残されて伝えられている数少ない一曲です。